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触れる事の大切さ

こんばんは、福田です。

わたしのマッサージは基本的な決まり事以外は決め事は作っていません。

でも、私なりのスタイルはちゃんとあって施術をしています。

今日は、揉んだり押したりしない撫でるマッサージについてです。

というのも、お客様で揉まれたり押したりされるのが苦手な方がいらっしゃって、そのやり方による効果が非常に高いからです。

それだけで、長年の悩みだった痛みが軽減したり、血圧が下がる、不眠が改善する、認知症の方の攻撃的な言動が鎮まり徘徊が減る…という魔法のような効果が。

 

健康な人であっても、極度の不安やストレスにさらされ続けると、身体面に不調が出ることは少なくありません。

 

しかし、「触れる」だけでそうした不安やストレスそのものを軽減することができるのです。

 

 優しくタッチすることで起こる魔法…その秘密は「オキシトシン」というホルモン!

 

このホルモンに、不安やストレスを軽減し、安心感や信頼度を高める効果があるのです。

 

 

 痛みやストレスがかかると、脳の中の扁桃体で不安や恐怖を感じます。

 

理性を司る前頭前野がそれを鎮めるために働きますが、痛みやストレスが継続して与えられると、扁桃体の興奮は収まらず、痛みの増強や血圧の上昇、などが起こってしまう。

 

ここで「触れる」という行為を行うと、心地よい触覚への刺激が脳に伝わり、視床下部という領域からオキシトシンが放出され、扁桃体の興奮が鎮まる。

 

そのため、痛みが軽減する、血圧が下がる、不眠が解消する、などのことが起こるのです。

 

 辛い時、落ち込んでいる時。

 

信頼する人がそっと背中に手を置いただけで、心が温かく少し落ち着いてきた経験はありませんか?

 

それは、こうした身体と心のつながりを生むシステムの賜物なのです。

 

大人が子供や動物にはする事はあるかもしれませんが、大人同士が積極的にする機会は少ないでしょう。

言葉にするのは難しい、でも触れるだけで全て伝わる大切なコミニケーションだと思います。

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